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原因不明の不調の6つの根本原因

嘉山恵先生、怠くて、痛くて、気持ちもやる気もあるのに動けないんです。抜け毛も多くなってきたし、湿疹も出てきちゃう。なのに検査では異常がないんです。おかし~!!
そうですね。医学の検査では異常がない人は、分子栄養学の細胞レベルの検査をしないと、その原因が何かわからないんですよ。まずは遅延型アレルギー検査で炎症を起こしてしまう体に合わない食べ物を見つけるのが良いですよ。
嘉山恵先生
嘉山恵先生
えーーそうなんですか!!
あなたの腸の状態がすごく悪くなってタイトジャンクションが 壊れてしまっているのかもしれませんよ。そういう場合は遅延型アレルギーが必ずと言っていいほど出るんです。
嘉山恵先生
嘉山恵先生
にゃんこさん
にゃんこさん
腸のタイトジャクションって何ですか?
では今から説明していきますね
嘉山恵先生
嘉山恵先生

 

 

 

 

腸のタイトジャクションて何?

腸のタイトジャンクションを聞いたことありますか?

このごろ、雑誌や本やインターネットなどでも特集が組まれているので見たことがあるかもしれませんね。

腸壁のバリア機能のことです。

腸は、胃で消化された食べ物が入ってきて吸収を行う臓器です。

添加物や農薬や重金属など様々な体には良くないものが食品や飲み物に含まれているのはご存知ですよね?体内に入っても大丈夫な量という基準で入っていますが、 腸壁のバリア機能が正常な人は何の支障もない量です。

このバリア機能は必要な栄養を吸収をしながらも、腸から漏れてはいけないものは漏れないように調整する機能がタイトジャンクションです 。

腸壁を作っている上皮細胞の上のところに タイトジャンクションのバリアが貼られています。悪い菌などが、 ダダ漏れにならないように抗菌物質がちゃんと出ているんです。

しかし、 様々な理由でタイトジャクソン自体が緩んでしまい、バリアが壊れてしまうのです。そうすると腸内から漏れてはいけないものが、隙間をすり抜けて体の中に入ってきてしまうのがリーキーガットです。

汚い話、血液の中にう〇こが体中を流れてるようなもんです

2004年6月の順天堂大学との共同研究では、

血液から生きた腸内細菌の検出率は
通常(健常者)では4%(50名中2名)
2型糖尿病患者では28%(50名中14名)

と通常ならば血液から腸内細菌が出るはずがないのにだだ漏れになってしまっている 研究が発表されています。これは2型糖尿病が健常者よりも、腸漏れを起こしてる率が多いという研究ですけれど、そもそも腸漏れが健常者でも普通にあるって言うことがおかしいと思いませんか?

漏れちゃいけないものが漏れちゃっているんです。

血液の中にう〇こが流れてるようなもんですよね。これは例えが悪いかもしれませんが、実際そうですし、そのぐらいあってはいけないことが 実際起きてるということなんです。体に漏れちゃいけないものが血液に乗って体中に巡るということは、体に異物が入ったと察知した 免疫さん達が

「変なものが入ってきたぞ攻撃しろー」と大騒ぎになります。

そして、体では様々な症状が出てきてしまうのです。

普通の病院で医者に聞いても理解してもらえない理由

ただこれは医学の概念ではありません。 だから 保険診療の病院に行ったとしても

「そんなものはないよ」
「思い込みでしょう」
「病気ではない」
「精神科に行った方がいい」

などと言われることがあるのです。そんなこと言われるはずがないと思うかもしれませんが、 私が病院で実際に言われてきた言葉の数々です。

その言葉によってどれだけ傷つき
落ちこんだか。

言い分が認められないのって本当につらいんですよね。症状は現にあって、つらいのに、嘘だと思われてしまうのだから、人としてのかけがえのない温かい何かがズタズタになりました。

なので 私と同じような思いをした人が多くいると思いますが、あなたの悲しみは私には痛いほどわかります。

医学は医大で学んだ分野で、医学としてエビデンスがあってまとめられているものだけを ひとくくりにした専門分野です。医学で学ぶことがなく、認められていなく、 医学として国に認められていないものならば、国の保険診療のシステムが使えないのです。

病院は保険診療のシステムを使い国からお金を7割から9割もらえます。だから あなたが風邪で保険診療の病院に行っても3割負担であったり、 おじいちゃんおばあちゃんだったら1割だったり、 シングルマザーだったら無料だったりします。

でもこれは枠があるんです。

医学というのは素晴らしいもので、無くてはならないものです。 だけれども医学の専門家のドクターというのは、医学以外でしかわからない症状の人たちの体のことはわからないのです。学んでいないので、この世の中に、そんな症状の人間はいないと思っているかもしれません。

例えば、 免疫学はノーベル賞を受賞した 本庶佑博士などもいらっしゃいますが、医学のドクターが免疫学を皆さん承知していて理解しているかというとそうでもないのです。分野が違うということです。

医学のドクターたちがどう思われようが、私たちのような 医学では分からない原因不明の体調不良というものを持っている人達は現にたくさんいるんです。

例えば、医学の分野では難病の筋痛性脳脊髄炎などは分子栄養学で改善した人もたくさんいますし、 私自身も症状からいえば 幼い時から筋痛性脳脊髄炎だということだと思います。筋痛性脳脊髄炎は30万人以上、筋痛症は200万人以上います。この二つは、医学で、診察して病名をつけられた人たちがこの人数いるのですが、病院に行っていない人で自分で治そうとしている人は多くいます。

医学では改善方法はなくても、分子栄養学や自然療法で改善させていたりします。原因不明の体調不良を持っていている人は分子栄養学で細胞レベルの栄養素の枯渇から見直せば改善は可能なのです。

医学、分子栄養学、免疫学、自然療法などあらゆる方面から体を改善していける世の中になるには、まずはあなたが知識をつけていき、あなたが自分の総合主治医になっていくことが一番たいせつです。

リーキーガットて恐ろしい症状が出る

リーキーガットになると遅延型アレルギーにもなります。 副腎疲労にもなりますし、 筋痛症にもなりますし、上咽頭炎にもなりますし、リーキーブレインになってブレインフォグにもなります。ありとあらゆる不調がどっと出てきます。

異物が入ってくるから、体の元々の弱い部分が 反応して症状が出だすのです。あなたが持っている原因不明の不調は リーキーガットが原因で複合的に出ている症状だというふうに思われた方が良いでしょうね。

何か一つが原因でその症状が出ているわけではなく全てが連動して発生している症状なのです。

タイトジャンクションが緩んでしまうリーキーガットの原因

 

6つの原因

1質的栄養失調
細胞にそもそも栄養がない

2噛まない早食い
腸内細菌の乱れ

4遅延型アレルギー物質

5グルテンカゼイン

6遺伝子変異

が根本原因の6つとしてあげますね。

そもそも

細胞レベルで質的栄養失調があり、腸壁の栄養素が枯渇していて、正常に働けなくなってしまっているほど細胞に力がなくなってしまって、バリア機能が弱まってタイトジャンクションが緩んでリーキーガットが起きている

そんな状態ならば、

腸がしっかりと働かないので、腸内細菌が乱れて悪い菌ちゃん達が増えていく。

悪い菌ちゃんが菌糸を伸ばし腸壁に差し込んできて穴が開いてしまう。これが厄介な腸内カンジダ菌の仕業です。そしてリーキーガットが起きる。

元はといえば、

よく噛まないで食べるから、噛み砕かれていないまま胃に入ってしまう。しかも唾液に含まれる消化酵素とよく混ざってない。胃にものすごく負担。

追い打ちかけて

消化酵素など食べ物を胃で消化するために必要な分泌液が、 タンパク質不足のため、分泌量が少なくなってしまっている。

脂っこいものを食べると胃もたれをしたり、 逆流性胃炎を起こしていたり、胃の調子がよくないという人は、消化するために必要な分泌液の原料になるタンパク質不足なのですよ。

未消化のものが腸に入ったら、吸収工場の「腸」は、消化工場ではないので、

「とんでもないものが入ってきた」ということになるのです。

その不調は連鎖的に起きている

腸は消化工場じゃないので、未消化のまま小腸に入って、腸内細菌が異常増殖してしまうSIBOになってしまって、おなかがポンポコリンになってしまう。お腹が張って食べてないのにお腹がパンパンな状態。

そんな状態のところに

腸を炎症させる体に合わない食べ物(遅延型アレルギーやグルテン・カゼイン)を食べてしまって、またまた腸が大惨事になってしまう。

良かれと思って健康に良いと思って食べているものも、残念なことに遅延型アレルギー物質だったり。

検査をしていないから自分の体に合うか合わないかがわかっていなくて食べてしまっていて、結果、毒を盛っている状態で悪化してしまう。

簡単に言うと、複合的に原因不明の不調は起きています。連鎖しているからです。

腸内細菌だけプロバイオティクスでとればいいかと言うと、腸壁も質的栄養失調を改善しなければ、菌ちゃん達のお家自体がボロボロであるということです。だから、いくら菌を入れても育ちませんし、餌を与えても増えません。

腸内カンジダ菌を除去すればいいのかと言うと、腸内カンジダ菌の除去によりダイオフ(カンジタ菌が死ぬ時に毒を出し具合が悪くなる)が来るので、ダイオフに耐えられるような、細胞に満ち足りた栄養素があることや元気な副腎など必要になります。

副腎疲労の人が腸内カンジダ菌を除去したらとんでもないことになります。ちなみに私は実験をしてみましたが、無謀でした。

案の定ダイオフがひどく、寝たきりになりました、湿疹も出ました。

準備が整っていないうちにやるような無茶なことは禁物です。

ちゃんと改善するには順番があるのです、 それを守らないで行うと、いくらやっても改善しなくて何年も何年もかかってしまいます。

どれか一つだけを取り上げて一つだけを改善したとしても良くなるはずがないんですよ。

対処療法的思考だと何かが出たから何かに効く薬があるというふうに考えがちですが人間の体はそんなに単純ではなく全てが繋がっていて全て連鎖しています。

医学はすごく大切なものですが、医学だけがあなたの体を治す方法ではありません。だって検査結果に何も出なければ医学では健康ですとしか言えないからです。対処的療法思考 は医学だからこそできることです。

あなたの体は検査結果に何も出なければ医学では わからない分野なので、対処的療法思考ではなく、 連鎖的根本治療思考に変えていくことがポイントです。

遺伝子変異がある人は、みんなにとって良いことが、あなたにとっては全くよくない!

〇〇を飲めば治る
××を行えば治る
▲▲をだけ飲めばよくなる

などというのは、非常に危険な発想なのです。

遺伝子が変異している人は通常のサプリメントを飲んでも反対に 悪くなってしまう場合があります。私がそうですが良かれと思って飲んでいたサプリメントも私の体にはダメなものでした。

私は 葉酸代謝遺伝子が変異しているので、通常の日本で販売されているビタミン B 群を飲むことが非常に体に悪いことだと検査をしてからわかりました。心筋梗塞や動脈硬化やアルツハイマーなどになりやすいんです。

どうりで心臓がバクバクして急に息苦しくなってしまう時があるなと思っていたのが遺伝子の変異だったなんてという感じです。あのまま、皆さんが良いといっているサプリメントを飲んでいたら、私は自分に毒を盛っていたことになるんですよ。びっくりですよね。しかし、あなたもそうかもしれませんからね。

分子栄養学の検査の必要性

自分で治そうと思った時、検査だけは受けないと、当てずっぽうで、なんとなくそうなんだろうという予測で改善方法を行っていくのは本当に危険なんです。

「多分これが足りないだろう」とサプリメントを飲んでいても、 本当は別のものが足りなくって、反対に飲んでいたものは多すぎということもあるんです。

例えば、遅延型アレルギー検査を行わないで不調の改善をしようと思っても、 食べたら炎症が起こるものを省かないで改善していくのと、 最初から食べたら炎症を起こしてしまう食べ物を抜いて改善していくのではどちらの方が結果が出ると思いますか?

もちろん後者ですよね。

自分で治せるだけの知識をつけて、日々自分の体と向き合って調整を取っていくことが一番大切なんです。なぜならば24時間365日体調が一定的ではなく、

1分前までは元気だったのに1分後には急に具合が悪くなってだるくなって辛くなってしまうなんていうことはざらにあるからです。

あなたも経験したことがあると思いますが、昨日超元気だったのに、なんで今日はこんななの…と思うこともありませんか?

誰かがその時、飛んできて助けてくれるかというと誰も助けてくれないのです。自分しかいないのです。

もし、あなたが、その時その時で、サプリメントを何をどのくらい摂れば体調がよくなるのかを分析出来たら楽だとおもいませんか?

これからこのブログ記事で様々書いていきたいと思いますので、お待ちくださいね。

まとめ

「原因不明の不調の6つの根本原因とは」でした。細胞レベルでは個人差が大ききので検査をしっかり受けていくことをお勧めします。

みんながいいというから、自分にも良いというのは嘘ですよ、自分の現在の細胞レベルの状態をしっかり知って改善していきましょう。

症状の根本原因は複合的に絡み合っていて、個人個人「なぜ その症状が出ているのか違います」だからこそ複合的に考得てくださいね。

まずはよく噛むことから始め、消化能力を高め、腸壁の栄養素を補い、腸内細菌を育て ていく順番から始めてください。

人間の体を 根本的に理解したら至極当然のことです。しかしうっかりすっかり忘れてしまっていることなので 原点から見つめていきましょう。

プロテニスプレーヤーの竹田直樹選手、副腎疲労やカンジタ菌で試合中倒れて、寝たきりになった時も。経験者だからこそ語られる心の打ち。あなたがもし、原因不明の体調不良が続いているのならば、竹田さんのこの動画を見ることをお勧めします。

 

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担当 嘉山恵

 

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神奈川県平塚市桃浜町
内科/分子栄養学

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